徹底した感染対策

    当院では、国際規格最高水準の器具洗浄器ならびに滅菌器を導入し、院内感染の徹底的な予防に努めています。

     

    ミーレジェットウォッシャー

    感染対策

    ミーレジェットウォッシャーは消毒・滅菌の世界基準である国際規格(ISO15883)に準拠した高性能洗浄器で、歯科治療で使用した器具の洗浄・すすぎ・消毒・乾燥を自動的に行う熱水洗浄器です。

    器具などに付着した唾液や血液などのタンパク質は、60度以上の高温になると凝固し、除去しにくくなってしまいますが、ミーレジェットウォッシャーは、まずはタンパク質が凝固しない55℃の温水で洗浄を行い、タンパク質をしっかりと除去します。

    循環水量500ℓ/分という強力な循環ポンプを採用しており、強い力で汚れに直接アプローチしますので、優れた洗浄効果を得ることができます。

    さらに最終工程では、93℃/5 分間の熱水消毒を行います。これは、消毒水準分類における「芽胞を除く微生物を殺滅する」という高水準消毒(high-level disinfection)に相当し、B 型肝炎ウイルスなど耐熱性病原体も不活性化する水準になります。

     

    クラスBオートクレーブ Lisa

    感染対策

    クラスBオートクレーブLisaは、医療先進国のヨーロッパ規格EN13060においてクラスB条件をクリアした滅菌器です。

    ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、クラスS、及びクラスNという3種類の滅菌サイクルのクラスがありますが、その中で唯一クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされています。

    Class B

    最も厳格な基準で最高レベルです。滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作り、あらゆる種類や形状の器具に対応可能です。

    Class S

    ClassNの滅菌対応可能な各種器具にプラスし、滅菌器メーカーの指定した特定器具の滅菌に対応できます。
    滅菌前の1回、真空状態を作りを行い高圧蒸気滅菌します。ClassBに次ぐ性能で、だいたいの器具に対応することができます。

    Class N

    未包装の固形器具に使用可能な滅菌器です。滅菌後には保管せず、使用しなければなりません。
    大多数の歯科医院で使用している最も一般的なタイプです。

     

    清掃性を重視した院内設計

    当院は、ちょうどコロナウイルスが本格化し始めた2000年5月に院内を改装しております。
    待合室もラグジュアリーな空間ではなく清掃性を重視した機能的な空間にし、感染予防のためにも頻繁に掃除できるよう工夫しています。

     

    受付

    院内

    来院された患者さんには、まずはこちらで診療の受付をいたします。次回のご予約の相談や治療についての疑問なども受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

    また、受付前にはたくさんのセルフケアグッズをご用意しております。処方されたグッズだけ買いにくる患者さんもたくさんいらっしゃいます。

     

    待合室

    院内

    高齢の方はふかふかのソファーだと立ち上がるのが難しく、腰を痛めてしまう可能性もあります。そこで当院では、あえて硬いアクリル製のイスを待合室に並べました。

    立ち上がりが楽な上に、頻繁に掃除することが出来ますので、常に清潔な状態で過ごしていただくことが出来ます。

    また、壁材には高い清掃性ながら「ゆらぎ」波型が付与されているものを採用し、少しでも患者さんの気持ちを落ち着かせる工夫もしています。

     

    トイレ・洗面所

    院内

    トイレと洗面所は、エレベーターを降りてすぐの場所に設置し、その壁材には抗菌・抗ウイルス陶製壁材「ハイドロセラ・ウォール」を使用しています。

    リスクの高いエリアは頻繁に掃除をする必要があるため、掃除のしやすい素材にこだわって選択しました。

     

    診療室

    院内

    当院の診療室は全て個室となっています。
    患者さんのプライベートを守ることはもちろん、エアロゾルによる感染リスクも低減させることが出来ます。

    さらに当院では、患者さんがユニットに座ってから治療を始めるまでのわずかな時間もリラックスしていただけるよう、患者さんに合わせたBGMを流す工夫もしています。

    iPadを利用して、各個室で患者さんの好みに合わせ、なるべく治療前の緊張をほぐしていただけるようなBGM選びを心がけています。

     

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