睡眠歯科医療
- 睡眠時無呼吸症
- いびき
- 睡眠の質
- 睡眠時の歯ぎしりや食いしばり
- 交通事故を起こすリスク 7倍
- 血中酸素飽和濃度(SpO₂)が約70%
エベレスト山頂にいる時と同程度に低下する人もいます。 - 120秒間の呼吸停止
1回の無呼吸で最長120秒間息が止まる人もいます。 - 成人男性の4人に1人がSASといわれています
- 高血圧や糖尿病になるリスク 約2倍
当院では、睡眠歯科医療チームによる以下のような睡眠障害の診断と治療を行っております。
また、診断結果によっては連携している睡眠専門外来、クリニック、睡眠専門医へのご紹介も致します。
1,いびきや睡眠時無呼吸症が気になる方
その症状は睡眠時無呼吸症候群かも
睡眠時無呼吸症候群は日常生活を脅かす病気ですが、検査で発見でき、効果的な治療法があります。
日中に強い眠気がある
いびきがうるさい
夜中に何度もトイレに行く
睡眠時無呼吸症(SAS)を放置すると・・・
仕事中に居眠りしてしまったり、居眠り運転による交通事故を起こす恐れがあります。
また、高血圧、糖尿病・脳卒中などのリスク増大にも関係しているといわれています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは
睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなることで、日常生活に障害を引き起こす疾患です。
夜間に繰り返し起こる無呼吸・低呼吸により、血液中の酸素が低下したり頻繁に中途覚醒が発生し、高血圧・脳卒中などの生活習慣病を合併するリスクが高くなります。
また睡眠の分断は日中の眠気・集中力の低下を引き起こします。
ご自宅で簡単にSASの検査を受ける方法があります。
簡易検査
睡眠時無呼吸症候群簡易検査は、ご自宅で睡眠中に行っていただくことが出来ます。
SASの在宅検査では、簡易的な機器を使用し、ご自宅で一晩睡眠中の呼吸状態や血中酸素濃度などを記録し、無呼吸の評価に役立てます。
簡易検査については、当院高輪歯科にご相談ください。
検査費用 9,900円(税込)
治療効果判定 6,600(税込)
当院では、睡眠時無呼吸症候群に対する簡易検査及びマウスピース作製を行っております。
ご希望の方は診療スタッフにお気軽にお声がけください。
マウスピース治療
軽症の睡眠時無呼吸症候群には、マウスピースが有効とされています。
他院で検査をされ、マイスピース治療をご希望の方には、マウスピースの作製を受け付けておりますのでご相談ください。
マウスピースでの治療が困難な方は、他院へ紹介させていただくことも可能です。
→マウスウエア(マウスピース型装置)について、詳しくはこちら
2. 睡眠時の歯ぎしりや食いしばりが気になる方
寝ているときに、「歯ぎしり」「食いしばり」していませんか?
下記の項目が当てはまる方は、「歯ぎしり」「食いしばり」をしている可能性があります。
当てはまるものに(Check)してみましょう!
睡眠時の歯ぎしりを保険で検査できます。
ウェアラブル筋電計
睡眠時の筋活動を記録し、歯ぎしりの検査をサポート
健康保険適用検査
睡眠時ブラキシズム(歯ぎしり)を定量的・客観的に評価
歯ぎしりによる歯や歯茎への影響は、さまざまなお口のトラブルにつながります。
歯ぎしりをしているかどうかを把握することは、かぶせ物や詰め物の材料の選択、インプラントの適用可否や、歯周病の悪化の要因などを判断する材料として有用です。
ウェアラブル筋電計は、従来までは、歯ぎしりの音や起床時の顎の痛みなどといった問診や口腔内の所見にゆだねられていた歯ぎしりの評価を、筋電図解析により客観的かつ定量的に評価することが可能となりました。
ウェアラブル筋電計は軽量・小型設計ですので、これまで困難とされていた患者さま自身によるご自宅での筋電図測定が気軽に行えます。